診療科紹介
耳鼻いんこう科が扱う代表的な病気
東部医療センター耳鼻いんこう科の取り組み
【1】耳
1、慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎に対する手術を積極的に施行しております。当科における手術術式の特徴は外耳道を保存する鼓室形成術で、正常の外耳道を残すことで聴力の改善や術後のケアーが容易であることなどの利点があります。

2、顔面神経麻痺症例に対して重症で手術治療が必要な症例には減荷手術を施行しています。また、完治せず後遺症の残った症例には顔面の形成手術を施行しています。顔面痙攣などの異常顔面運動に対してもボトックスなどの治療を行っています。
3、聴神経腫瘍に対する治療も施行しております。手術では、聴力と顔面神経を保存する方法も導入しています。
【2】鼻
1、鼻の病気(鼻副鼻腔腫瘍、蓄膿等)に対して、顔面皮膚切開手術を伴わない最新の鼻内内視鏡手術を施行しています。

2、眼窩骨骨折(眼窩内側骨折、眼窩底骨折)等の顔面骨骨折、頭蓋底病変(鼻と脳の境の病気)、鼻涙管閉塞症に対しても顔面皮膚切開を伴わない新しい内視鏡手術を施行しています。
3、視神経管開放術(視神経管骨折による視力障害)や甲状腺眼症(甲状腺疾患による眼の病気)に対する鼻内開放術も可能です。
4、アレルギー性鼻炎に対して、体質改善治療である舌下免疫療法を施行しています。また、日帰り外来治療のレーザー手術も施行しております。さらに、アレルギー性鼻炎に対する新しい手術である後鼻神経切断術(鼻水を抑える手術)も施行しております。
5、オスラー病等の難活性鼻出血に対して、鼻粘膜皮膚置換術等の手術を施行しています。


5、一般的な手術にて改善しない重症の鼻閉に対して、外鼻形成術等の最新の手術を施行しております。
6、鼻出血、鼻づまり、悪臭の原因となる鼻中隔穿孔に対して鼻中隔穿孔閉鎖術を施行しています。
7、オスラー病等の難治性鼻出血に対しては、皮膚鼻腔移植術(皮膚を鼻に移植する手術)も施行可能です。
【3】のど
1、声がかすれる方で手術の必要な症例に対しては手術療法(ラリンゴマイクロサージェリー)を行っています。
2、飲み込みが悪い方で手術が必要な症例に対しては手術療法(声門閉鎖術、嚥下改善手術)を行っています。
頸部
1、頸部腫脹に対して検査を行い、原因を診断します。
2、耳下腺腫瘍、顎下腺腫瘍、甲状腺腫瘍等の頸部腫瘍に対して手術療法を行っています。
主な医療機器
主な医療機器機器 | 製造業者 | 機器内容 |
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手術顕微鏡 | カール・ツァイス | 耳・喉頭手術等 |
硬性内視鏡 | カール・ストルツ | 鼻副鼻腔手術等 |
CO2レーザー | LUXAR | 鼻・口腔手術等 |
電気眼振計 | 日本電気三栄 | 平衡機能検査 |
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医師紹介
医師紹介医師紹介 | 資格など |
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病院長
村上 信五 | 日本耳鼻咽喉科学会専門医,指導医
耳科手術暫定指導医
医学博士 |
特別診療科部長
鈴木 元彦 | 日本耳鼻咽喉科学会専門医,指導医
日本アレルギー学会専門医,指導医
日本気管食道学会認定医
補聴器相談医
嚥下機能評価研修会修了医師
Infection Control Doctor
がん治療認定医
鼻科手術暫定指導医
医学博士 |
医師
杉山 喜一 | 日本耳鼻咽喉科学会専門医
補聴器相談医
嚥下機能評価研修会修了医師
身体障害者福祉法指定医 |
医師
森 裕介 | |
医師
中西 弘紀 | |
外来診療担当
こちらをご覧ください。
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診療実績
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